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側転の極

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側転の極

側転の極

2024/01/06

目次

    このブログで目標とする側転

    どんな側転ができるようになるのかな?

    側転はある程度できるんだけど、もっと上手になりたい子たちのためのブログです。例えば、膝の伸びた側転がしたいとか、まっすぐな側転ができるようになりたいとか。今できている側転のレベルを上げて更に高いレベルの技に進んでいきましょう(^^♪

     

    それではこのブログで目標とする側転の発表!

    このブログでの目標は

    キレイな開脚倒立を通過する側転

    です。

    キレイな開脚倒立の2つの条件

    ※開脚倒立なんて言葉があるのかは分かりません。

    ①肩の上に腰と足があること

    ②腕・膝・つま先が伸びること

    動画とイラストで確認してみてください。

    キレイな開脚倒立を通過する側転ができるようになれば、こんな技にもつながるよ。

    片手側転 ロンダート 側宙 など

    さぁ側転をもっと上手にしたい子たち、この後の1つ1つのSTEPをクリアしてみましょう!

    幸運を祈る(^^♪

    ※練習は安全に配慮し、必要なら補助についてもらってください。

    STEP1 倒立から背落ちができるようになる!

    足の振り上げと支える力が必要(^^)/

    倒立まで足を振り上げることがキレイな開脚倒立をする絶対条件です。

    振り上げが弱いと足の位置が低い側転になってしまいます。

    POINT

    ☆マットを押し続ける(腕を伸ばし続ける)。

    ☆目線は倒立を過ぎるまで手と手の間。

    ☆倒立で肩角度が180°くらいになるようにする。

    ここで重要なのは、倒立を過ぎるくらい足の振り上げができることと、肩の上に腰と足がくるようにすることです。まっすぐな倒立を目指しましょう。また、膝やつま先が伸びればGOOD!

    倒立から背落ちが難しい子は

    ①足の振り上げ練習 ②背壁倒立 をやってみよう(^^)/

    STEP2 開脚倒立の姿勢を理解する!

    どれくらい足をあげればいいのかな?

    逆さまになっているとき、自分の腰や足の位置を自分で見ることはできません。そのため、どのくらいの高さがまっすぐなのかわかっていない子も多いです。そこで、壁を使ってキレイな開脚倒立を作ってみましょう。その高さを感覚で覚えてください。背壁でも腹壁でも体がまっすぐになっていたらOKです。

    POITN

    ☆目線は手と手の間。

    ☆肩角度が180°くらいになるようにする。

    ☆脚を大きく開き、膝やつま先も伸ばす。

    更に!

    開脚倒立を片手でやってみよう!

    側転には一瞬ですが、手だけで体を支えて体重移動する時間があります。

    片手に体重が移動する感覚がつかめれば余裕を持った側転になります。

    倒立歩行でも同じように片手に体重が移動する感覚が掴めます。

    倒立に余裕がある人だけですよ。余裕がない子は危ないからやめておきましょう。

    STEP3 構えから開脚倒立ができるようなる!

    STEP1と2がバッチリならできる!

    いよいよ実際に側転をやっていきます。

    このブログでここが1番重要なので細かく解説していきます。

    目指すのはキレイな開脚倒立です。

    ちなみに・・・

    側転の最初の構えは横向きと前向きがあります。横向きは前向きと比べて、途中でひねる動作が少なくなります。そのため側転をはじめてする子にはこのやり方があっているのかも知れません。しかし横向きからだと、助走からの側転やロンダートに繋がらないので、今回は前向きからの側転で解説します。

    まずは、側転の構えから開脚倒立までの流れを伝えます。

    ①構えから体が前に倒し、体をひねり始める 

    ひねるタイミングは個々でバラバラだと思いますが、目安は背中が地面と水平になるくらいのところかその前後です。ひねるタイミングが早いと手が横にずれやすくなります。

    ②前にしている足と同じ方の手をつく 

    両手を同時につこうとすると手が横にずれやすくなります。

    手は片方ずつつきましょう。手は体の中心の一直線上につきます。

    このとき指が横向き、パーの形にします。

    また最初の手がついたときにひねり切っていなくてもOKです

    ③マットを強く蹴りもう一方の手をつく 

    マットを蹴って腰や足をどこに持っていくイメージでしょうか?

    そう、肩の真上です。闇雲に強く蹴るのではなく、ステップ2で作った姿勢を目指して蹴り上げましょう。蹴ったときに、上手に体重移動ができるようにマットを強く押すようにしましょう。もう一方の手がついたときにはひねり(1/4ひねり)が完了しており開脚倒立の姿勢になっています。

    手は体の中心の一直線上につきます。このとき指が横向き、パーの形にします。

    構えから開脚倒立の練習方法です(^^)/

    STEP1.2がクリアできてれば次の練習のどれかをやってみよう!自分に合う安全なやり方を探してみてね。

    ①倒れながら手をつく

    片手を体の正面の線を目指してつく。このとき少しひねる。

    手は体の正面からずれないように意識しましょう。ここがずれるときれいな側転にはなりません。

    また、ひねるタイミングは手をつくぎりぎり前にする意識で練習してください。

    手が体の正面につけてない子はココからはじめましょう!

    ②段差を利用

    段差があることで振り上げの補助になります。肩の上に腰と足がくるようにしてみましょう。

    ここでは大きい跳び箱と小さい跳び箱を使ってます。差は約5cmですが、これだけでもだいぶ変わります。

    ③倒立ひねり

    肩の上に腰と足がくる感覚を理解しやすい練習方法はこれ!

    脚の開きはありませんが、ひねりきる感覚も覚えられます。

    ④壁を利用

    壁を利用1 横から入り背壁倒立をしてみましょう。最初は壁の正面から少しずれた位置からでOK。

    慣れてきたらだんだん壁の真横からはいれるようにしていきましょう。

    壁を利用2 腹壁倒立で、手を壁から少しはなし構えます。足で壁を蹴ってからまっすぐひねってみましょう。肩の上に腰と足がある状態でひねる練習になります。

    ⑤完全に補助

    側転の途中(開脚倒立の位置)で補助者に止めてもらいましょう。止めてもらったところが開脚倒立の位置です。そこを目指して脚を振り上げるように意識してみよう。

    ⑥膝・つま先を伸ばす練習

    前あし(あとから上がる足)が曲がっている子が多いようです。

    その理由は、

    ☆前あしでマットを蹴る瞬間は膝が曲がっている状態なのに、先に振り上げた脚により体の上昇が始まっているから。

    ☆体をひねったり手をついたりと意識がそっちに向かっているから。

    なのでまずは膝を伸ばすだけの練習をして、無意識でも膝が伸ばせるくらいになりましょう!

    ①とび箱で振り上げ練習

    両足けり→チョキから小さく蹴る→チョキからだんだん大きくしていく。

    ②背壁倒立

    膝を伸ばせるように少しずつ上げていきましょう。

    もちろん①も②も膝やつま先を伸ばす意識をもって練習しましょう(^^♪

    最後に・・・

    理想を追い求め努力あるのみ!

    キレイな側転はすぐできるものではありません。

    何度も何度も練習してやっとできるようになるんです。

    上手くいかないときは嫌になることもあるかもしれません。

    けどそこであきらめないでね。

     

    練習の第一段階は理想をイメージすることです。

    そして理想がより具体的なら素晴らしいです

    例えば側転をキレイにしよう、をもっと具体的にして、肩の上に腰と足がくる側転、や膝の伸びた側転など

    など。

    それだけでも練習の質が変わってくるはずです。

    技の理想は良いお手本を見て研究することが一番。

    先生もよくやってました。今でもします笑

    うまくなりたい気持ちを止めないでね!自分の理想を追い求めよう!

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